普段何気ない生活の中で、私達が不自由なく生きていけることは
決して『当たり前』のことではありません。
好きなものを好きなだけ食べられる現代と違い、
かつて太平洋に浮かぶ小さな島で生きていくためには、魚を釣って食べていく、それが命をつなぐ大事な事だったのです。
海からの恵みで生きてきた先住のハワイアンにとって、生きていくための道具である「フィッシュフック(釣り針)」は、とても貴重で大切なものでした。
材料が恵まれていない時代、魚を釣るための釣り針は大きな魚の骨や、また価値のある人、高貴な人の骨で作っていました。
自分たちの命に係わる食料にどれだけの思いを込めていたかが分かりますね。
実は、フィッシュフックには向きがあります。
プアアリのフィッシュフックは、左向きになっています。
フックの先端を心臓側に向けると、”心臓に引っかかり命を落とさない”という意味で、身を守るお守りとして身に着けられてきました。
フックが左側に向くようハワイアンモチーフを彫っているのは、そのためです。
このジュエリーが、大切な人の命を守ってくれますようにという祈りをこめてつくっているのが、
プアアリのジュエリーなのです。
https://www.puaally-hawaii.com/jewelry/necklace/fishhook.html
「幸せを釣り上げる」「大切な人と離れない」「幸運を逃がさない」などの意味以外にもこんな大切な意味があったのですね。