ハワイアンモチーフ
【土星(サターン)】の意味
土星(サターン)の語源
「土星」は英語名でSaturn(サターン)といいます。
土曜日(Saturday)の語源です。
「サターン」はローマ神話の農耕の神「サトゥルヌス」に由来するといわれています。なぜローマ神話やギリシャ神話で大地と農耕の神とされたかというと、見た目が土色だったからだそうです。
「土星」という漢字にも由来があり、中国の五行思想(万物は火水木金土の5種類の元素で構成されるという思想)からきており、やはり見た目が土色(黄色)だったため、土星と言われるようになったそうです。
五行思想を色で表すと青(緑)赤黄白黒(紫)になります。
土星に込められた意味や願い
太陽から大きく離れた軌道を約30年かけてゆっくり回る土星は
「慎み深さ」「努力」「不屈」という意味があり
“試練の星”として「乗り越える力」があるとされています。
「困難を乗り越えてサポートしてくれるように」といった
意味や願いが込められています。
私たちに、努力・成長・乗り越える力を促し静かに見守る。
道を踏み外しそうになった時に手を差し伸べてくれる。
「愛のある厳しさ」を持ち合わせ、まるで父母のような暖かさを感じさせてくれます。
美しい縦縞の模様と、明るい環で飾られた土星は、
神秘的で引き込まれるような魅力があり、「太陽系の宝石」と呼ばれ、天文ファンにもとても人気がある星です。
土星という惑星は、地球の9.5倍とも言われる大きさで、
その特徴的な美しい環は、数センチから数メートルの氷の粒でできているそうです。
神話では農耕の神とされ男性的なイメージですが、土星そのものを見ると、全てを包み込み抱える母のような大きな存在、キラキラとした氷の羽衣を纏う天女のような女性的なイメージも見えてきます。
そういった意味で、先述したように父母のような存在を感じさせ、
多くの人々を魅了しているのかもしれませんね。